結婚式の時期はいつがおすすめ？季節ごとの特徴や注意点、選ぶポイントも解説

「結婚式はいつ挙げるのがおすすめ？」
「おすすめの時期はいつ？」

などと、結婚式を挙げる時期に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。春・夏・秋・冬、それぞれに魅力があり、同時に注意したいポイントもあります。どの季節にするかによって、雰囲気や費用、準備のしやすさも変わってくるため、事前に把握しておきましょう。

本記事では、結婚式を挙げる人気の時期ランキングや季節ごとの特徴、注意点、費用を抑える方法、そして時期選びのポイントについて解説します。

一生に一度の結婚式を、後悔のないかたちで迎えるためのヒントが満載です。ぜひ最後までご覧ください。

結婚式が多い！人気な時期ランキング！

結婚式の時期として人気が高いのは、秋から冬にかけてです。ゼクシィ結婚トレンド調査2023によると、10月が最も多くのカップルに選ばれており、続いて11月・5月が上位にランクインしています。過ごしやすい気候や、衣装の選びやすさ、日取りの良さが人気の理由といえるでしょう。

一方で、真夏の8月や梅雨にあたる6月は、気候的なハードルもあり比較的少なめとなっています。

結婚式はどの時期を選ぶのがおすすめ？季節ごとの特徴

結婚式をいつ挙げるかは、悩むポイントのひとつです。季節ごとに雰囲気や魅力、準備で気をつけたいことも違うため、自分たちらしい結婚式を叶えるためには『時期選び』も大切な要素になります。

ここからは、季節ごとの特徴について紹介します。

• 春の結婚式の特徴
• 夏の結婚式の特徴
• 秋の結婚式の特徴
• 冬の結婚式の特徴

以下で詳しくチェックしましょう。

春の結婚式の特徴

春はあたたかく過ごしやすい気候と、花や緑が美しい季節で、毎年多くのカップルに選ばれています。特に桜やチューリップが咲く3月〜5月は、写真映えするシーンが多く、自然を生かしたガーデン挙式や屋外演出が人気です。

また、新生活が始まる時期ということもあり、人生の節目としてもぴったりな季節です。ただし、人気の高い時期なので、希望の日程がある場合は早めの予約が必要になります。春の穏やかな雰囲気に包まれて、晴れやかな門出を迎えたい方におすすめです。

夏の結婚式の特徴

夏の結婚式は、他の季節に比べて選ぶ人がやや少なめです。ただ、費用を抑えたい人や個性的な演出をしたいカップルには、魅力的な季節です。6月は『ジューンブライド』として根強い人気があり、7〜8月は暑さに注意が必要ですが、花火やリゾート風の演出が映える時期でもあります。

また、夏はオフシーズン扱いになることもあり、プランによっては料金が抑えられることも。ゲストへの暑さ対策や移動の配慮をしっかりすれば、思い出に残る結婚式が叶えられるでしょう。

秋の結婚式の特徴

秋は結婚式のベストシーズンといわれるほど人気が高く、特に10月や11月は例年多くのカップルが式を挙げています。気温や湿度がちょうどよく、衣装も快適に着こなせるため1番人気がある時期です。

また、紅葉や秋の光が美しく、ロケーションフォトやガーデン挙式にもぴったりです。行楽シーズンでもあるため、ゲストにも喜ばれることが多いですが、そのぶん交通や宿泊の混雑に注意が必要になります。ナチュラルで落ち着いた雰囲気の式を目指す方に人気の季節です。

冬の結婚式の特徴

冬の結婚式は実施件数こそ少なめですが、幻想的でロマンチックな雰囲気が好きなカップルにはおすすめの季節です。12月はクリスマスをテーマにした演出が人気で、キャンドルやイルミネーションを使った装飾が会場を華やかに彩ります。1月や2月は寒さが厳しくなりますが、空気が澄んでいて、写真がとてもきれいに撮れるのも魅力のひとつです。

また、比較的予約が取りやすく、費用面でもお得になるケースが多いのも嬉しいポイント。寒さ対策と移動の配慮をすれば、冬ならではの素敵な式が実現できるでしょう。

【季節別】結婚式を行う際の注意点

結婚式を計画するときには、季節ごとのメリットだけでなく『気をつけたいこと』も理解しておくことが大切です。天候や気温、ゲストへの配慮など、季節ならではの注意点を把握しておくと、より安心して当日を迎えられます。

ここからは、季節別に結婚式を行う際の注意点を紹介します。

• 春の結婚式の注意点
• 夏の結婚式の注意点
• 秋の結婚式の注意点
• 冬の結婚式の注意点

それでは、季節ごとの注意点について順番に確認していきましょう。

春の結婚式の注意点

春は結婚式シーズンとして人気が高い反面、予約が集中しやすい時期でもあります。3〜5月は気候が安定しやすいものの、花粉症に悩まされる人が多い季節であるため、屋外での挙式や撮影ではゲストへの配慮が必要です。

また、新生活の準備と重なることもあり、参加者のスケジュール調整が難しくなる場合もあります。さらに、桜が見ごろの時期は観光地や会場周辺が混雑しやすく、交通や宿泊面にも影響が出ることがあります。スムーズな進行のためには、事前の確認や準備を念入りに行うことが重要です。

夏の結婚式の注意点

夏は気温や湿度が高くなるため、特に屋外の演出を予定している場合には熱中症対策が欠かせません。6月は梅雨の影響を受けやすく、天候が不安定になりやすいため、雨天時の対応プランを用意しておくことが推奨されます。

また、7〜8月の真夏の挙式では、空調の効いた会場を選んだり、こまめな水分補給を促すなど、ゲストへの配慮が求められます。衣装の選び方にも注意が必要で、厚手の素材や長時間の撮影は体調を崩す原因にもなりかねません。夏の結婚式は、準備次第で快適な空間に仕上げることができるでしょう。

秋の結婚式の注意点

秋は気候が穏やかで人気の高い季節ですが、そのぶん式場やホテルの予約が早い段階で埋まりやすいことが特徴です。特に10月・11月は全国的に観光シーズンとも重なるため、遠方から来るゲストがいる場合は交通や宿泊先の確保を早めに進めておく必要があります。

また、日没が早くなるため、夕方以降の演出を希望する場合にはスケジュール調整が重要です。さらに、紅葉シーズンは公園や撮影スポットが混雑することもあるため、ロケーション撮影を希望する場合は下見や予約をしておくと安心です。

冬の結婚式の注意点

冬は空気が澄んでいて、写真映えする美しい景色が魅力ですが、寒さによる体調管理や移動の負担を考慮する必要があります。12〜2月は地域によっては雪の影響を受けやすく、交通機関の乱れや遅延も想定されます。特に遠方からのゲストが多い場合は、前泊や送迎バスの手配を検討すると良いでしょう。

また、会場内外の温度差にも注意が必要で、控室や待合室の暖房環境が整っているかの確認も大切です。防寒アイテムの用意や、冬に適したドレス選びも含めて、事前の配慮が当日の満足度につながるでしょう。

結婚式の費用を抑えたいなら！オフシーズンを狙うのがおすすめ

結婚式の費用を少しでも抑えたいと考えている方には、オフシーズンの時期を選ぶのがひとつの方法です。時期によって料金が変わるのは意外と知られていませんが、うまく活用すれば大きな節約にもつながります。

ここからは、オフシーズンの具体的な時期や、費用面の仕組み、そして選ぶ際に注意したいポイントを紹介します。

• オフシーズンはいつ頃か
• 費用が下がる理由
• 安い時期の注意点と対策

以下で順にチェックしましょう。

オフシーズンはいつ頃か

結婚式のオフシーズンとは、比較的希望者が少ないために予約が取りやすく、費用も下がりやすい時期を指します。一般的にオフシーズンとされるのは、真夏にあたる7月・8月や、寒さの厳しい1月・2月などです。

また、6月は梅雨の影響から屋外演出を避ける傾向があり、オフシーズンに含まれることもあります。これらの時期は、式場やプランによって割引が適用されやすく、費用を抑えたいカップルにとっては狙い目です。ただし、地域や式場によって定義は異なるため、事前に確認することが大切です。

費用が下がる理由

結婚式の費用がオフシーズンに下がる主な理由は、予約の空きが多いためです。繁忙期と比較して需要が落ち着くため、式場は少しでも多くの予約を取りたいと考え、割引プランや特典を用意することが一般的です。

また、平日や仏滅など、日取りによっても価格が変動する場合があります。こうした割安な日程を選ぶことで、装花やドレス、料理のグレードを落とさずに総額を抑えることが可能になります。実際に、同じ内容の結婚式でも時期によって数十万円の差が出るケースも珍しくありません。

安い時期の注意点と対策

オフシーズンに結婚式を挙げる場合、費用面でのメリットがある一方で、注意すべき点も存在します。たとえば、真夏の挙式では暑さ対策、冬の挙式では寒さや雪の影響を考慮する必要があります。

梅雨の時期は天候が不安定になりやすく、屋外の演出や移動に影響が出ることもあります。そのため、気温や天候をふまえてプランを調整したり、会場の設備（空調・送迎・雨天対策など）をしっかり確認することが重要です。費用だけでなく、ゲストの快適さにも配慮して準備を進めましょう。

結婚式の時期はどうやって選んだら良い？選び方のポイントを解説

結婚式の時期を決める際は、「いつがいいか」ではなく「何を優先したいか」によって選び方が変わります。気候や雰囲気、費用やスケジュールなど、さまざまな要素をバランスよく考えることが、満足度の高い結婚式につながるでしょう。

ここからは、結婚式の時期を選ぶポイントについて紹介します。

• 希望する演出や雰囲気に合う季節を選ぶ
• 費用面や予約状況から現実的な時期を検討する
• 自分たちのライフイベントや仕事の都合に合わせる

それぞれのポイントを押さえて、時期選びの参考にしてみましょう。

希望する演出や雰囲気に合う季節を選ぶ

結婚式では、演出や装飾に季節感を取り入れることで、より一層印象的な1日になります。たとえば、春なら桜や花に囲まれた挙式、秋なら紅葉を背景にしたフォトウェディングが人気です。夏は青空や花火、冬はイルミネーションやキャンドルを活かした演出が選ばれています。

こうした季節ごとの演出は、自然光や風景、ゲストの服装にも影響を与えるため、希望のスタイルに合わせて時期を決めるのがおすすめです。理想の雰囲気が明確な場合は、まずその演出に合う季節を優先して選ぶとスムーズに決めることができます。

費用面や予約状況から現実的な時期を検討する

希望する内容や時期が明確であっても、現実的な予算やスケジュールの調整も重要な判断軸です。結婚式は時期によって費用が大きく変動するため、人気の高い秋や春に比べて、夏や冬などのオフシーズンは割安になる傾向があります。

また、繁忙期は予約が数ヶ月前から埋まることも多く、直前の変更が難しくなる場合もあります。予算を抑えたい方や、早めに結婚式を挙げたい方は、希望時期と費用のバランスを見ながら検討することが大切です。見積もりは複数の式場で比較するのがおすすめです。

自分たちのライフイベントや仕事の都合に合わせる

結婚式は二人にとって大切な節目であると同時に、準備や当日の負担も大きいため、プライベートや仕事との兼ね合いも考慮する必要があります。たとえば転職や引っ越し、家族の予定などが重なる時期は避けたほうが無難です。

また、年度末や繁忙期は休みが取りづらく、準備にかけられる時間も限られることがあります。スムーズに準備を進めるためには、ライフイベントと重ならないタイミングを選ぶことがポイントです。カレンダーを見ながら、無理のない時期を見つけておくと安心です。

結婚式の時期を決める際の注意点

結婚式の日取りを選ぶときには、季節の特徴だけでなく、他の予定や外部環境にも気を配ることが大切です。予約状況やゲストの都合、天候リスクなど、思わぬ落とし穴がないよう、事前に確認しておきましょう。

ここからは、結婚式の時期を決める際の注意点について解説します。

• 人気シーズンは早めに予約が埋まる
• 年末年始・大型連休はゲストの予定とバッティングしやすい
• 天候の影響を受けやすい演出には注意が必要

それでは、時期選びで見落としやすい注意点について順に解説していきます。

人気シーズンは早めに予約が埋まる

春や秋は気候が穏やかで、結婚式を挙げるカップルに非常に人気のある季節です。特に10月や11月は、ゼクシィ結婚トレンド調査でも毎年上位にランクインしており、1年前から予約が埋まり始めることも珍しくありません。

また、大安や週末、祝日などはさらに競争率が高まります。そのため、人気の時期を希望する場合は、式場選びを早めに始めることが大切です。理想の会場や日取りがある場合は、1年〜1年半前から情報収集を始め、仮予約のスケジュールも確認しておくと安心です。

年末年始・大型連休はゲストの予定とバッティングしやすい

年末年始やゴールデンウィークなどの長期休暇は、ゲストが旅行や帰省の予定を入れている可能性が高いため、出席の調整が難しくなることがあります。特に遠方からのゲストは、交通費や宿泊費もかかるため、負担が大きくなるケースもあります。

また、宿泊施設の混雑や料金の高騰なども影響しやすく、早めの案内や配慮が必要です。これらの時期に結婚式を予定する場合は、招待状の送付を通常より早めに行い、事前に出欠をしっかり確認しておくと、トラブルを避けることができます。

天候の影響を受けやすい演出には注意が必要

ガーデン挙式やテラスでの演出など、屋外で行うプログラムは季節や天候に大きく左右されます。梅雨時期の6月や、台風シーズンにあたる9月などは特に注意が必要です。

また、真夏の猛暑や冬の積雪も、ゲストの移動や体調に影響を与える可能性があります。そのため、屋外演出を取り入れる場合は、雨天時の代替案や室内スペースの確保など、リスクに備えた準備が重要です。天候はコントロールできない要素だからこそ、柔軟に対応できる体制を整えておくことが大切です。

失敗したくない！結婚式を成功させるポイント

結婚式を成功させるためには、スケジュールや演出、ゲスト対応など、事前の計画と準備がとても重要です。特に無理のない進行を心がけ、ふたりの希望とゲストへの配慮を両立させることがポイントです。

また、信頼できる式場やプランナーを選ぶことで、当日のトラブルにも柔軟に対応できます。演出や装飾にこだわるのも素敵ですが、「誰のための結婚式か」を意識することで、満足度の高い一日になるでしょう。準備期間も含めて楽しむことが、成功への近道です。

さらに、式当日だけでなく、招待状の送付タイミングや打ち合わせの進め方、衣装や演出のスケジューリングなど、細かな部分まで丁寧に準備を重ねることが、理想の結婚式を叶える大きなカギとなるでしょう。

名古屋エリアでおすすめの結婚式場3選

自然美を感じる邸宅ウェディング、都市型レストラン婚、ラグジュアリーホテルでの特別な体験まで。名古屋には個性豊かな結婚式場がそろっています。ここでは、その中でも特に魅力的な3つの結婚式場を厳選してご紹介します。

• The Forest of Lold
• MEDI
• TIAD

それぞれに異なる魅力とコンセプトがあり、理想のウェディングスタイルに合った会場選びが可能です。以下で詳しく紹介していきます。

The Forest of Lold

北欧の森を彷彿とさせる『The Forest of Lold』は、名古屋・久屋大通駅から徒歩2分の好立地に佇む邸宅型ゲストハウスです。会場はデンマークの『ロルドの森』からインスピレーションを得て設計されており、木々の温もりやアンティーク家具に囲まれた空間で自然体なひとときを演出します。

結婚式は『ありきたりじゃない、ふたりの結婚式。』をテーマに、型にはまらないスタイルでふたりらしい特別な日を形にしてくれます。料理はシーンに合わせてカジュアルからフォーマルまで対応しており、ゲストの好奇心を刺激するメニューが揃っています。都会の中心で自然と調和した空間を求めるカップルにとって、唯一無二の選択肢となるでしょう。

MEDI

『MEDI』は、名古屋市内に位置する、無農薬野菜をふんだんに使用したレストランウェディング施設です。屋上庭園で育てた新鮮な野菜や、地産地消の食材を取り入れたフレンチ料理を提供し、五感を満たす披露宴を行えることが魅力のひとつです。

空間設計は、植物を中心に展開するブランド『garage』とのコラボレーションにより実現されており、ナチュラルでフォトジェニックな雰囲気が魅力です。結婚式だけでなく、1.5次会や二次会にも対応しており、多様なパーティスタイルにフィットします。料理や空間にこだわりたいカップル、ゲストとの距離感を大切にしたい方におすすめしたい式場です。

TIAD

『TIAD』は、名古屋・栄の中心に2023年に誕生したラグジュアリーホテルです。『Tomorrow Is Another Day』をコンセプトに掲げ、ゲストの明日を変えるような非日常体験を提供しています。

挙式は森の中に佇む巣を想起させる、木の温もり溢れるチャペルで行われます。披露宴は、3つの異なる世界観を持つバンケットルームから選択でき、ホテルでありながら貸切感覚でのパーティが実現可能です。

また、料理は地産食材を活かした『NEO CLASSIC』を提案し、洗練された味と演出でゲストを魅了します。矢場町駅から徒歩1分という好立地もポイントで、都会でありながらも静かで上質な時間を提供してくれる結婚式場です。

まとめ

本記事では、結婚式を挙げるおすすめの時期や季節ごとの特徴、注意点、費用を抑える方法、そして時期選びのポイントについて解説しました。春・夏・秋・冬にはそれぞれ異なる魅力や注意点があり、自分たちの希望や状況に合ったタイミングを見つけることが大切です。

また、オフシーズンの活用や予約のタイミングにも注意を払うことで、より満足度の高い結婚式が実現できます。理想の一日を叶えるために、この記事の内容をぜひ参考にしてみてください。

時期選びは、費用だけでなくゲストの参加しやすさや演出のしやすさにも直結します。早めに情報収集を始め、ふたりにとって無理のないスケジュールで進めていくことが、成功への第一歩となるでしょう。